メインプログラム編 ディズニー英語システムリニューアルの歴史

2024年11月12日

メインプログラム編 ディズニー英語システムリニューアルの歴史

こんにちは!ディズニー英語システム買取専門店のブログ担当です。
今回は、「メインプログラム編」と題して、ディズニー英語システム(DWE)のリニューアルの歴史について解説いたします。

中古でDWEを購入する際や、自分が持っている教材が何年製のものかを判断するのに役立ててください。
シングアロング、ストレートプレイ、トークアロング+Q&Aカード編もぜひご覧くださいね。

シングアロング編:https://www.dwe-kaitori.com/blog/singalonghistory/
ストレートプレイ編:https://www.dwe-kaitori.com/blog/straightplayhistory/
トークアロング編:https://www.dwe-kaitori.com/blog/talkalonghistory/

ディズニー英語システムとは?

ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニーキャラクターとともに英語を自然に学べる幼児向けの教材です。
その中心に位置する「メインプログラム」は、DWEの基本の教材セットで、語彙力やリスニング力の基礎をつくる重要な役割を果たしています。
リニューアルによって音声のクオリティや学習サポートがどんどん進化し、子どもたちが楽しみながら学べるよう改良が続けられています。

メインプログラムのリニューアルの歴史

1978年

DWEが発売された年です。当時はメインプログラムのみの販売でした。
発売当初のメインプログラムは、絵本とカセットテープセットで学習するものでした。
音声を聞きながら絵本を追っていくシンプルなスタイルで、当時の日本にはまだ珍しかった「耳から学ぶ英語教育」が新鮮でした。お子さんのペースで進められる点が多くの家庭に好評でした。

1980年代のリニューアル

絵本とカセットテープがNo1~3、4~6、7~9、10~12とカラー毎で1つの収納箱に入っていたデザインから、アクティビティーも含め1つの大きな収納箱に入れるようデザインが変わりました。
絵本やカセットテープが取り出しやすくなったと思います。

1992年のリニューアル

カセットテープからCDへ移行しました。カセットテープでは巻き戻しの手間がかかっていましたが、CDではボタンひとつで簡単に繰り返し聞けるようになり、使い勝手が大幅に向上しました。
また、この時期に絵本に対応するビデオ教材「BasicABC+」(現在のストレートプレイ)が登場し、映像と合わせての学習が可能になったのも大きな特徴です。

2000年のリニューアル

絵本とガイドブックのデザインが若干変わりました。
表紙と背表紙の文字の一部が金色から白色に変わりました。CDの収納箱が小さな箱4つから大きな箱1つに変更され、より管理しやすくなりました。

2004年のリニューアル

2004年には、絵本のイラストが立体的で陰影が付いたかわいらしいタッチに変更されました。
視覚的に子どもたちを引きつけやすいデザインとなり、学習効果もさらに向上しました。
絵本のサイズも一回り大きくなりました。

2006年のリニューアル

ステップバイステップが登場しました。
それまではCDを使ってレッスン(絵本の内容のアウトプットの練習)を進めていましたが、このCDの内容がDVDになったのがステップバイステップです。
DVDでは耳からだけでなく目からも質問の内容が理解できるようになったため、より学習が進みやすくなりました。
回答は以前同様ライトライトペンと絵本を使って行うものの他に、専用のリモコンを使って画面で操作することも出てきました。
学習がより楽しくなったリニューアルです。
同時に35枚あったCDはレッスン部分がなくなり、ストーリーなどが収録された14枚に変更になっています。

2008年のリニューアル

レコードブック(学習を進めたタイミング等を記すノート)が追加されました。

2013年のリニューアル

ステップバイステップDVDに登場する子役がリニューアルしました。
このリニューアルで子役の服装や髪型も変わり、時代に追いついた感じがします。同時にDVDの画質もきれいになりました。

2019年のリニューアル

2019年は全ての教材がガラッと変わります。
メインプログラムも他のプログラム同様DVDがブルーレイに変わり、絵本のイラストは描き方が変わりました。
学習内容はほぼ変わりありません(一部の単語やお話が若干変化していますが、全体の1%くらいだと思います)。
DVDの時は絵本1冊に付きステップバイステップDVDは2枚で合計24枚でした。このタイミングで絵本1冊に付きブルーレイ1枚に変わり全12枚となりました。
ライトライトペンのリニューアルも大きいです。
それまでのライトライトペンはYes、Noを回答するために使われており、正解を選んだ時に「ピピッ」と音で教えてくれるという使い方でした。
新しいライトライトペンはそれに加え、絵本の読み上げもしてくれます。
この機能は「待ってました!」という方が多かったと思います。
またライトライトペンはボタン電池から充電タイプに変更になり、より使いやすくなりました。

メインプログラムの年代判別方法

中古のメインプログラムを購入した際、その教材が何年製のものかを判断するためのポイントをいくつかご紹介します。

1978年~1992年 カセットテープが付属
1992年~2000年 CDが4つの箱に入っている
2000年~2004年 CDが1つの箱に入っている且つ、絵本の大きさがB5サイズ位
2004年~2006年 CDが1つの箱に(35枚)入っている且つ、絵本の大きさがA4サイズ位
2006年~2013年 CDが14枚、ステップバイステップが付属
2013年~2019年 DVDのケース裏面の右下に小さなNの文字が入っている
2019年以降   絵本の表紙が虹のかかったようなデザインでDVDではなくブルーレイ

まとめ

メインプログラムは、DWEの根幹を成す教材であり、英語の基礎をじっくりと学べる重要な存在です。
リニューアルの歴史を知ることで、機能やデザインの変化が見え、購入時に自分のニーズに合った教材を選びやすくなります。
中古購入をお考えの方は、ぜひリニューアルの特徴を参考にしてみてくださいね。

次回は、「マジックペンセットとマジックペンアドベンチャー」のリニューアルの歴史をご紹介予定です。どうぞお楽しみに!

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