トークアロングとQ&Aカード編 ディズニー英語システムリニューアルの歴史

2024年11月5日

トークアロングとQ&Aカード編 ディズニー英語システムリニューアルの歴史

こんにちは!ディズニー英語システム買取専門店のブログ担当です。
今回は「トークアロングとQ&Aカード編」と題して、ディズニー英語システム(DWE)のリニューアルの歴史について解説いたします。

中古でDWEを購入する際や、自分が持っている教材が何年製のものかを判断するのに役立ててください。
シングアロング編とストレートプレイ編はこちらからご覧いただけます。
https://www.dwe-kaitori.com/blog/singalonghistory/
https://www.dwe-kaitori.com/blog/straightplayhistory/

ディズニー英語システムとは?

ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニーキャラクターを使った幼児向けの英語教材で、多くの家庭で親しまれています。
DWEにはいくつかの主要なパートがあり、その中で「トークアロング」は、英語を話す楽しさを体験できる教材として非常に人気があります。
Q&Aカード(クエスチョンアンドアンサーカード)はその発展版で、テーマにそった色々な質問に楽しみながら答えるという、ゲーム感覚のプログラムです。

トークアロングも発売当時から何度もリニューアルされてきました。
学習内容の変更はほぼありません。カードは当初から今までずっと510枚、カードに記載のある単語も冠詞が付いたり、文章の内容が多少変更されたりしていますが、ほぼ変わりはありません。
クエスチョンアンドアンサーカードは2008年に追加され、これまでに1度だけリニューアルがされています。

トークアロングのリニューアルの歴史

1. 1980年

最初にトークアロングカードが登場したのは1980年です。メインプログラムの次に発売されました。
カードを機械に通すと対応するフレーズが再生されるという仕組みです。
メインプログラムのカセットテープを聞くためのカセットテープの再生機械もついていました。
初期の段階からインプットとアウトプットの両方を重視した教材で、子どもが自ら学ぶ楽しさを感じられる画期的なものでした。

2. 1990年前後のリニューアル

プレイメイトのデザインが変わました。
ボタンを押すと自動でカードが逆戻りする機能(この当時だけの期間限定の機能)もあり、楽しく学習ができるようになりました。
カセットテープの再生機能はなくなりました。

3. 1993年前後のリニューアル

このころ、現在のプレイメイトのデザインに近い形に変わり、軽量化もされました。
カードも丈夫になりました。紙にビニールのコーティングがされ、多少の汚れは拭けば取れるようになりました。
音量調整が2段階調整に変わったのも特徴の一つです。

4. 2000年前後のリニューアル

音量調整が無段階となり、微妙な音の調整が可能になりました。
カードのデザインも若干色鮮やかになっています。

5. 2002年のリニューアル

カードの読み取り方法が大きく変わりました。
それまでは磁気テープを読み取るスタイルでしたが、ここでバーコードを読み取るスタイルに変わり音声が画期的にクリアになりました。
磁気テープの場合、プレイメイトのカードを送るローラーの調子によってカードの流れるスピードが異なります。
それにより、発声のスピードも機械の使用感によって異なっていました。
バーコードタイプに変わる事によってその課題もクリアされ、機械やカードの調子に影響されず同じ発音、同じスピードで発声されるようになりました。
また、このころから外付けのマイクも付属するようになりました。
自分の声をマイク越しに録音できる、楽しい機能の追加になりました。

6.2006年のリニューアル

カードが両面使用になり、絵のタッチも陰影が付いた立体的な描き方に変更されました。
カードの表面には従来通りの内容が収録されており、裏面は質問等が収録されています。
センテンスが大幅にアップしたリニューアルとなりました。
収録内容が全て記載されたガイドブックとカードを分別するインデックスも付属するようになりました。
インデックスが追加されたことで、カードの収納箱に少し高さが増しました。

7.2006年のリニューアル

カード収納箱のデザインが変わりました。

8.2013年のリニューアル

クエスチョンアンドアンサーカードとトークアロングカードが1枚のメモリーカードで使えるようになりました。

9.2019年のリニューアル

プレイメイトの名前がプレイメイトエアーに変わりました。
それまではアダプターもしくは乾電池を使って動かしていましたが、充電式になったので使いやすさがアップしました。
(乾電池で使うときは単2を4つ入れていたので、使用時は結構重かったです)

バーコードとSDカードを使って再生や録音をしていた形式から、カードの細かい印をプレイメイトに入っているカメラが読み取る方式に変わっています。
それにより、以前はカードをプレイメイトに対してまっすぐ通さないと発音しなかったところ、結構適当に通しても発音してくれるようになりました。
より小さなお子さんも一人で楽しめる使用に変わったのが嬉しいリニューアルです。

カードのデザインと内容も変化がありました。
新しくディズニーキャラクター登場するようになり、より魅力的になりました。
また、冠詞(冠詞は「book」が「a book」になる等の変化です)が付きました。
単語の内容は数枚に変化がありましたが、ほぼ変わりません。

録音データは本体に入り、パソコンに落とすことで保存や削除をすることができます。
それまでは録音データは50枚まで等カード枚数に上限がありましたが、このリニューアルで510枚全ての録音データを残せるようになりました。
且つ裏面カード、表面カードの両方で録音ができ、ボタン一つで録音した音声を再生できるようになっています。
「録音した自分の声を聞く」というのは子供にとってとても楽しいことのようです。
表面も録音できるようになって喜んでいるお子さんも多いようです。

Q&A(クエスチョンアンドアンサーカード)のリニューアルの歴史

1. 2008年

新たな教材として登場しました。
質問に対して回答を考えることを通し、英語でのやり取りを学ぶことができるようになりました。
2500以上のフレーズが収録されているボリュームのある教材です。

2. 2013年のリニューアル

Q&Aカード専用のメモリーカードがなくなり、トークアロングカードのメモリーカードと一本化されました。
カード内容の変更はありません。

1. 2019年のリニューアル

プレイメイトエアー対応に変わり、バーコードがなくなりました。
わずかな変化ですが、カードの中に出てくるミッキーの車の色が黄色から赤色に変わりました。

トークアロングの年代判別方法

中古のトークアロングを購入した際、その教材が何年製のものかを判断するためのポイントをいくつかご紹介します。

1993年以前   プレイメイトの形が四角形
1993年~2000年 プレイメイトの音量調整ボタンが2つ
2000年~2002年 プレイメイトの音量調整ボタンが1つ且つ、トークアロングカードの読み取りが磁気タイプ
2002年~2006年 トークアロングカードの読み取りがバーコード(片面のみ)
2006年~2019年 トークアロングカードの読み取りがバーコードで両面使用可能
2019年以降   プレイメイトエアー

クエスチョンアンドアンサーカードの年代判別方法

2008年~2013年 トークアロングカード用のメモリーカードが♯004且つ、♯006のQ&Aカード専用のメモリーカードが付属する
2013年~2019年 メモリーカードが♯005
2019年以降   Q&Aカードにバーコードがない

まとめ

トークアロングは、ディズニー英語システムの中でも子どもたちが自発的に英語を話す楽しさを学べる重要な教材です。
リニューアルを重ねる事でより使いやすくより子どもたちが楽しく効果的に学べるよう進化してきました。

リニューアルの歴史を知ると、変化の特徴が分かり、自身が欲しい機能が判断しやすくなります。
中古購入する際の参考の一つにしてみてください。
もっと詳しく知りたいという方はこちらのサイトがお勧めです。さらに詳しく変化の内容が分かりますよ!
https://www.dwe-dwe.biz/
次回は、メインプログラムのリニューアルの歴史を解説していきますので、お楽しみに!

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